クリスマスマーケット ヨーロッパのおすすめ10選
国・エリア別ガイド

【クリスマスマーケット】本場ヨーロッパのおすすめ10選!

冬のヨーロッパといえば、街全体が光に包まれる「クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)」の季節です。
広場に並ぶ屋台、グリューワインの香り、音楽隊の演奏——まるで絵本の中に迷い込んだようなひとときを過ごせます。今回は、実際に訪れて感動した「ヨーロッパのおすすめクリスマスマーケット10選」を、国ごとの魅力とともに紹介します。

ドイツ・ニュルンベルク

ヨーロッパで最も有名なクリスマスマーケットのひとつが、ドイツ・ニュルンベルクの「クリストキントルマルクト」。1628年から続く歴史を持ち、木製の屋台が並ぶ旧市街の風景はまさに絵画のよう。
名物の「ニュルンベルガーソーセージ」やスパイス入りのホットワインを味わいながら、本場の雰囲気を満喫できます。

フランス・ストラスブール 

アルザス地方のストラスブールは、「Capital of Christmas」と呼ばれるほど有名な街。
世界遺産に登録された旧市街に、400年以上の伝統を誇るマーケットが点在します。
巨大なクリスマスツリーが輝くクレベール広場は必見。アルザスワインやプレッツェルを片手に、ロマンチックな時間を楽しめます。

オーストリア・ウィーン

ウィーンの「シェーンブルン宮殿」前や「市庁舎広場」に広がるクリスマスマーケットは、クラシック音楽の街らしい上品な雰囲気。
煌びやかなイルミネーションと、合唱団のクリスマスソングが響く空間は感動的です。
手作りのオーナメントや陶器など、芸術的なギフトも豊富に揃っています。

チェコ・プラハ

旧市街広場とヴァーツラフ広場の2か所で開催されるプラハのマーケットは、幻想的な夜景が人気。
ゴシック様式のティーン教会を背景に、ホットワインと「トゥルデルニーク(焼き菓子)」の香ばしさが広がります。
「世界で最も美しいクリスマスマーケット」と称されることもある名所で、ヨーロッパ旅行に来たら、プラハのクリスマスマーケットは外せません。

フィンランド・ヘルシンキ

北欧のクリスマスマーケットらしい温かな雰囲気を楽しむなら、ヘルシンキの「セナーティ広場」へ。
雪に覆われた白い大聖堂を背景に、地元アーティストのクラフトや羊毛製品が並びます。
フィンランド産のシナモンロールとホットベリージュースは、寒い夜にぴったりのご褒美です。

スイス・バーゼル

「アートの街」として知られるバーゼルでは、街全体がクリスマスデコレーションで彩られます。
バールフュッサー広場とミュンスター広場の2会場では、手作りの木製玩具やガラス細工が並び、子どもから大人まで楽しめます。
アルプスのチーズ料理「ラクレット」もおすすめの一品です。

イギリス・ロンドン

ロンドンでは、サウスバンクやトラファルガー広場など、街のあちこちでマーケットが開催されます。
中でも人気なのが「ウィンターワンダーランド(ハイドパーク)」。
遊園地・アイススケート・グルメが集結し、夜遅くまで多くの人で賑わうロンドン最大級のイベントです。

ベルギー・ブリュッセル

「ウィンター・ワンダーズ」と呼ばれるブリュッセルのクリスマスマーケットでは、
ワッフル、ムール貝、ホットチョコレートなどベルギーならではの味覚が楽しめます。
グラン=プラス広場では、音楽と連動するイルミネーションショーが開催され、夜のブリュッセルを一層華やかに彩ります。

デンマーク・コペンハーゲン

世界最古の遊園地「チボリ公園」で行われるクリスマスマーケットは、北欧らしい“ヒュッゲ(心地よさ)”に満ちています。
温かな灯りと木造の屋台、香ばしい焼きアーモンドの香りが冬の夜を包み込みます。
観覧車から眺めるイルミネーションはまさに絶景です。

ハンガリー・ブダペスト

ブダペストでは、聖イシュトヴァーン大聖堂前で開かれるマーケットが有名。
ライトアップされた大聖堂を背景に、ホットワインやパプリカ料理を味わいながら地元音楽を楽しめます。
クリスマス後も1月上旬まで開催されるため、年越し旅行にもぴったりです。

まとめ

ヨーロッパのクリスマスマーケットは、国ごとに雰囲気も伝統も異なります。
歴史ある街並みがライトアップされ、人々が笑顔で集うその光景は、寒い季節を忘れさせてくれるほど温かいもの。
どの都市を訪れても、そこには「冬を祝う心」が息づいています。
今年の冬はぜひ、あなたもヨーロッパのクリスマスマーケットで特別な時間を過ごしてみてください。

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